救援新聞・福岡県版  2012年7月5日号

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★  目次  ★
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 ■増勢
 ■たたかいは再び福岡高裁へ
  生存権裁判
 ■TNC正社員化M裁判の控訴審はじまる
 ■原発なくそう!九州玄海訴訟 はじまる
 ■日本国民救援会福岡県本部第46回県本部大会  開催のご案内
 ■袴田事件の現地調査に参加して
 ■迫力の弁論が法廷を圧倒
  九州建設アスベスト 訴訟でY弁護士(県本部会長)が弁論
 ■第7回福岡における無名戦士合葬追悼会ひらく
 ■民自公による社会保障改悪法案は憲法違反のおそれ
  日弁連会長が声明(6.25)
 ■生存権、人格権を侵害する原発をゼロにしょう
  声掛け合って参加しょう!
 ■レッド・パージに反対する懇親会のご案内
 ■ドキュメンタリー・ムービー「ショージとタカオ」
  福岡市での上映きまる


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■増勢
 会員拡大のご奮闘お疲れさまです。 全国大会めざし、さらに会員を増やし、強大な救援会をつくろう!
 毎年6月1日は中央本部への現勢報告日です。 福岡県では、この1年に沢山の人がが入会され、昨年現勢から増となりました。
 この1年、会員のみなさんのご奮闘に感謝申し上げます。しかし、最高時の会員から現在後退しています。
  救援を求めている人々はたくさんいます。 救援会を拡大強化して勝利をめざしたたかおう!
 7月末の第56回全国大会まで「会員拡大強化期間」です。 この間、東住吉事件や東電OL事件に再審開始決定がでましたが、TNCに正社員化を求めるM裁判などの労働事件、生存権裁判、読売押し紙訴訟さらには名張事件の再審請求棄却、アスベストやイレッサによる被害者救済の裁判などでは不当な判決がだされています。 救援をもとめている人たちの期待に応えるために、会員拡大への取組みへのご協力をお願いします。

★全国大会参加希望者は7月10日までに県本部事務局に申し出てください。 なお、代議員ならびに中央委員候補の決定は7月13日の県本部常任委員会でおこないます。

 事件支援の運動や全国大会参加などで経費を要します。会費の納入と夏期募金へのご協力をお願いします。


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■たたかいは再び福岡高裁へ
 生存権裁判

 2010年6月、福岡高裁は70歳以上の生活保護受給者への「老齢加算廃止処分決定」は、正当な理由がなく違法としましたが、今年4月2日、最高裁はこの判決を破棄し福岡高裁に差し戻ししました。 いよいよ福岡高裁での差し戻し審が始まります。
 みなさんの傍聴、ご支援をお願いします。

第一回控訴審
 7月23日(月)14時 高裁501
 12時から赤坂駅で街頭宣伝


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■TNC正社員化M裁判の控訴審はじまる
 6月18日、高裁で地裁の不当判決を取り消させ正社員化の判決を勝ち取ろうと90人を超える傍聴者のなかで控訴審がはじまりました。

次回 和解協議
 7月13日(金)10時30分 高裁
第二回訴訟審
 8月20日(月)10時30分 501法廷

 裁判所への要請ハガキ運動に取り組んでいます。
ご協力をお願いします。傍聴もよろしく!


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■原発なくそう!九州玄海訴訟 はじまる
 玄海原発4基の運転差し止を求める九州玄海訴訟の第一回口頭弁論が6月15日佐賀地裁でありました。 原告は、「玄海原発で事故が起きる危険性は否定できない」「事故による放射性物質の拡散は人体への影響や地域社会の崩壊をもたらす」「原発は危険で平穏な生活を脅かす」「これらは憲法が保障する生存権や人格権を侵害する」と主張、九電は「重大事故の危険性はない」、国は「原発を運転しているのは電力会社」などとこれまでの安全神話と責任逃れに終始した。

次回
 9月21日(金)14時 佐賀地裁

 傍聴したK県本部副会長によると、原発反対がプリントされたTシャツを着ていただけで、構内にも入らせない異常・厳重な警備がされていた。
 弁護団の話では最高裁が指揮している、とのこと。 公開の原則を守れ!


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■日本国民救援会福岡県本部第46回県本部大会  開催のご案内
 下記のとおり第46回県本部大会を開催します。 会員および事件関係者のみなさんの参加をお願いします。 大会議案は救援新聞8月15日号付録でお届けします。

9月2日(日)10時30分〜16時
ふくふくプラザ視聴覚室


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■袴田事件の現地調査に参加して
 6月24日25日におこなわれた袴田事件第7回現地調査に参加されたYさん(県本部常任委員)の感想メモです。
 今回はじめて救援会の現地調査に参加しました。 袴田事件については何も知りませんでしたが、何も知らなくてもいい、調査に参加することで現地の人たちの激励にもなる、などの話を聞いて参加することにしました。
 パンフやDVDで事前に勉強して参加しましたが、実際に46年間、弟さんの獄中生活を支え、無実を訴えつづけているお姉さんにお話を聞くと、生身の一人一人の人生が傷つけられ、奪われていると実感しました。 再審開始されない限り、この苦しみは続きます。 一日も早く再審がされるよう福岡でも支援を強めていきたいと思います。 現地調査派遣の募金にご協力いただきありがとうございました。


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■迫力の弁論が法廷を圧倒
 九州建設アスベスト 訴訟でY弁護士(県本部会長)が弁論

 九州建設アスベスト訴訟の第三回口頭弁論が6月13日ひらかれました。 この日の法廷は、さきに横浜地裁が横浜建設アスベスト訴訟で原告の請求を棄却する不当判決をだしたことから、Y弁護団長が横浜地裁の判決の誤りと国と企業の責任は重いことを弁論しました。 傍聴したある労組の幹部は、「Y弁護士の弁論は迫力がありじんときました」と感想をのべていました。

次回
 8月29日(水)14時 301法廷


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■第7回福岡における無名戦士合葬追悼会ひらく
 6月10日、第7回福岡における無名戦士合葬追悼会はひらかれ75人が参加しました。
 遺族のTさんの手紙の一部を紹介します。
 「この度は、夫を解放運動無名戦士墓に合葬していただきまして誠にありがとうございました。 福岡での追悼会に参加させていただき皆様に追悼していただいて本人もどこかで謙遜しながらお礼を申し上げているのではないかと思います。 個人的には、まだどうしても自分の心の中のつらさ虚しさを乗り越えることができずにおりますが、国民救援会のご活躍を陰ながら応援しお祈りしております。 ありがとうございました。」


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■民自公による社会保障改悪法案は憲法違反のおそれ
 日弁連会長が声明(6.25)

  日弁連の山岸憲司会長は、民自公による社会保障改悪法案は、憲法25条に接触する恐れがある、財源に消費税を充てることは応能負担原則に反する、新設する制度は全国民の代表である国会で議論し公開すること、生活保護給付水準の見直しは保護基準の引き下げになりかねず個人の尊厳から是認できない、などとして法案の成立に反対する声明をだしました。(日弁連のホームページ参照)


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■生存権、人格権を侵害する原発をゼロにしょう
 声掛け合って参加しょう!

さよなら原発集会!福岡集会
7月16日(月)16時 上端 冷泉公園


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■レッド・パージに反対する懇親会のご案内
 1949年から50年にかけて、連合国総司令部(GHQ)と政府は、公職、民間労働者で共産党員や支持者を解雇、追放した。 以後、国家不当労働行為は石炭産業、国鉄、NTT、社保庁、JALなどにつづいています。
 レパと同じ権力犯罪の「松川事件」の映画を試聴して懇談します。 参加をお願いします。
と き  8月20日(月)13:30〜16:00
ところ  ふくふくプラザ視聴覚室
内 容  レッド・パージ裁判の現状やいまたたかっている争議関係者の話しと訴え
      松川事件を学ぶ・映画「にっぽん泥棒物語」視聴


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■ドキュメンタリー・ムービー「ショージとタカオ」
 福岡市での上映きまる

と き   9月30日(日)
午前と午後2回上映
ばしょ   市総合図書館 シネラ
 早良区百道
 布川事件の桜井昌司氏と杉山卓男氏が96年に仮釈放されてからのドキュメント「ショージとタカオ」の上映日程が決まりました。
 詳細は追ってお知らせします。いまから友人知人にお知らせをお願いします。


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