救援新聞・福岡県版 2013年11月5日号
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★ 目次 ★
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■私たちの生活を取りもどさせてください!
歯止めをかけられるのは裁判所だけです
■秘密保護法の制定を阻止しよう
■人権と正義のために力をあわせよう!
■支部大会に参加しょう 参加をよびかけよう
■今度こそ再審開始を!
大崎事件現地調査に福岡県から7人参加
■原発の存在そのものが、人格権、生存権を侵している
■久留米市、第2焼却場建設は不要
■はがいか!
熊本・NECセミコン重層偽装請負訴訟
福岡高裁、偽装請負を派遣とすりかえ控訴を棄却
■名張毒ぶどう酒事件の再審請求を最高裁が棄却
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■私たちの生活を取りもどさせてください!
歯止めをかけられるのは裁判所だけです
生存権裁判 差戻し審判決12月16日13時10分 高裁501
10月21日、原告団長のAさんがおこなった、最終意見陳述書(要旨)
私たちは、この裁判で今の生活保護費は憲法25条の最低限度の生活を下回っているとたたかっています。 ところが国は、まだ裁判をしている途中で、この8月からさらに生活保護基準の引き下げをおこないました。
老齢加算が減らされ苦しい生活をしている中で、また、保護費が削られることになりました。 すでに、今までで、削られるものは削っていますので、さらに削るとすれば食費を切り詰める以外にありません。 この夏もクーラーはほとんど使わずに扇風機で過ごしました。
私たちは、このような生活をいつまで耐えればいいのでしょうか?
また、来年の4月からは消費税は8%になる予定です。 最終的には10%に引き上げられようとしています。 私たちの保護費はどんどん削られ、反対に、税金はどんどん上げられていきます。 ますます、苦しい生活になります。
平成16年から老齢加算が削られ、8月かはさらに保護費が削られました。 このままでは、際限なく切り下げられてしまします。 歯止めをかけることができるのは裁判所だけです。 私たちの生活を取り戻させてください。 全国9カ所で裁判を行ってきました。 全国の仲間のためにもいい裁判がだされることを期待しています。 よろしくお願いいたします。
全生連などへの違法な家宅捜索に抗議する
大阪府警警備部の、淀川生活と健康を守る会、全大阪生活と健康を守る会、全生連への家宅捜索は、生活保護法改悪に反対とその先頭に立つ生活と健康を守る会への弾圧です。
弾圧は、大きな政治的変動の時期、つまり政治反動が激化して、抑圧支配と収奪の政治を強行しようとするとき多発することは、歴史の教訓です。
安倍政権との矛盾が激突しています。「弾圧の心得」の学習で弾圧とたたかおう
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■秘密保護法の制定を阻止しよう
安倍首相は、10月26日、「特定秘密保護法」を国会に上程しました。 一方、外交・;軍事の司令塔にと狙う「国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案」が審議入りしました。
「秘密保護法」は、政府の都合の悪い情報を国民から隠す、憲法の原理、情報公開の原理に逆行する危険なものです。
中央本部は、「秘密保護法」の制定阻止のために国民救援会が先頭に立とう、と訴えています。 学習、宣伝、署名に取組み、安倍政権に反対の声を集め、届け、阻止しょう!
秘密保護法に反対する街頭宣伝に参加しょう!
と き 11月7日(木)12時〜13時
ところ 天神・イムズ前
短時間でも結構、マイビラも結構、反対の声をあげるのはいま!
安倍政権が手本とする、アメリカの国家安全保障会議(NSA)が、ドイツのメルケル首相やブラジルのルセル大統領など外国の指導者35人の電話を盗聴していたことがあきらかになっています。 アメリカは「テロ対策にらめ」と説明してきましたが、外国の指導者の盗聴は説明がつきません。 秘密保護法の上程は、2007年、アメリカと締結した「軍事情報包括保護法(GSOMIA)」によるもの。 そのアメリカの盗聴が法案の危険を証明している。
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■人権と正義のために力をあわせよう!
(裁判等の日程)
★九州建設アスベスト訴訟
11月 6日 10:30
地裁301
★さよなら原発九州集会
11月10日
舞鶴公園
10;00ライブ、12:45 本集会
★明治乳業争議団 街頭宣伝
11月12日 17:15
天神・みずほ銀行前
★大崎事件 高木光太郎青山大学教授証人尋問
11月14日 13:30
高裁宮崎支部
★テレ西40条(派遣法)の会 解散総会
11月15日 13:00
中央市民センター
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■支部大会に参加しょう 参加をよびかけよう
以下のとおり、支部大会がひらかれます。大会を成功させるために誘い合わせて、支部大会に参加しょう。(開催日順)
☆福岡支部大会
11月 9日(土) 13時
福岡医療団本部ビル3階
☆北九州総支部大会
11月14日(木) 18時
戸畑生涯学習センター
☆遠賀中間支部大会
11月16日(土) 10時半
水巻町中央公民館
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■今度こそ再審開始を!
大崎事件現地調査に福岡県から7人参加
大崎事件は、今年3月、鹿児島で再審開始請求が棄却され、いま高裁宮崎支部に移っています。 高裁では、鹿児島地裁が一切しなかった証拠調べをはじめています。 10月3日には法医学者の上野正彦氏の証人尋問がおこなわれ、11月14日には心理学者の高木光太郎氏の証人尋問がおこなわれます。
10月13日、14日、事件現場の大崎町で第16回現地調査がひらかれ、福岡県の北九州総支部から4人、福岡支部から3人の7人が参加しました。 他に弁護団と熊本、宮崎、長崎、東京、北海道などと鹿児島県から67人が参加しました。
参加者は、有罪判決の誤りを確信し、証拠調べがおこなわれている、今回の再審請求でなんとしても開始決定を、との決意をあらたにしました。
現地調査派遣のカンパありがとうございました。
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■原発の存在そのものが、人格権、生存権を侵している
玄海原発差し止め訴訟が9月27日ひらかれ、原告側から原発の危険性について最終意見陳述がされました。 次回(12月20日)は国、九電から反論が予定されています。 原告側から斉藤貴男(ジャーナリスト)さんらが意見陳述します。 原告を増やそう。 (原告登録には5千円が必要です)
安倍首相の原発再開を阻止する力、1万人の原告団を!あなたも原告に登録を
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■久留米市、第2焼却場建設は不要
建設の公金支出返還と差し止めを求める第一回口頭弁論が10月21日おこなわれました。 久留米市の優良農地である同市営の陣八丁島に建設準備がされている第2焼却場は、現在ある焼却場で将来も賄えること、優良農地で栽培されているブランド米が風評被害を受ける、など意見陳述がありました。
次回12月16日
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■はがいか!
熊本・NECセミコン重層偽装請負訴訟
福岡高裁、偽装請負を派遣とすりかえ控訴を棄却
10月28日、福岡高裁は、給料を四重にもピンハネされ偽装請負で働かされていた3人の労働者の控訴審判決で、実態は労働者供給であり、それを禁止している職安法違反の事実を正面からみることなく、派遣労働者だとすりかえ控訴を棄却しました。
3人の原告は最後までたたかう決意を表明し、熊本、人吉・球磨地方から駆けつけた支援者はガンバロウ―で応えていました。
安倍政権は、非正規労働者をさらに増やす、雇用破壊の政策を強行しようとしています。
裁判所に、憲法違反、労基法1条違反の非正規労働者の実態を正面から受け止めさせ、人格権、生存権、労働権を保障する判決をもとめる世論を強く太くしましょう。
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■名張毒ぶどう酒事件の再審請求を最高裁が棄却
最高裁は10月16日、弁護団が科学的に立証したぶどう酒に入れられた毒物は「ニッカリンT」ではない、という新証拠を無視し、再審請求を棄却しました。
死刑判決が特定した「毒物」に疑問が生じた事件で再審開始をしないのは、再審請求にも「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則が適用される、とした最高裁決定(75、白鳥事件決定)に反する、不当極まりないものです。
名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯!
映画「約束」上映会
11月19日(火)
昼・夜2回上映 @14:00〜 A18:30〜
ウエルとばた・多目的ホール
一般1000円 中高校生及び障がい者500円
無実を叫び続けている。ずっとー。そして今も
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